雨の演奏
林の中に車をとめて夜になって雨になって、 葉っぱから、たまった雫が不規則に落ちてきて、 車の屋根にあたる音がする。 闇の中で明かりもなくて 車の中で布団にくるまって 雨の演奏を聞いていた。 雨脚が強くなると 音は強く細かくなり、まるでフリージャズのドラムみたい。 タトタトタトタトタトタトツトットットツトン! ツトトツトトツトトタタタタタタタタタツカッタッタツカトコトコツト! セッションしてみる。 雨はなかなか根気が続かず また弱くなると 音は間が空いてくる。 落ちる場所により、遠近感がある、たまに違う音になるのはなんでだろう。 屋根は均一な素材だろうに。 そうだ、 上に小さなシンバルとか太鼓とかつけたらこういうとき めちゃ楽しいな。 などど 思ううちに夜は深まり 雨の演奏を聞きながら眠りに入っていきました。
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