孤独って結構いいもんだと思う
グイグイ行けなくなって、ぼんやりしてしまうことがある。
自分にとっての本当でないことをしてるのかなと、
内側にはいりこんで膝を抱えて丸くなる。
わたしの中には
たくさんのひとがいて、それぞれがよく、矛盾している。
丸くなるのが不快かといえばそれは案外落ち着いた心持ちでもあり、
こんなふうに公開日記を書くようになる前は
一人でただやり過ごしていた当たり前の孤独だった。
しばらく
この場を離れていたら、身についた孤独が戻ってきた。
それはわたしの農場みたいな
お気に入りの川辺みたいな
夜の公園みたいな
宇宙の暗闇をとぶフクロウみたいな。
あれれ。
そこはたぶんうたの生まれてくるところ、
だ。
丸くなってひとりで、
いつのまにかにやにやとかつての恋愛のことなど
思い出したりしている。
うひ。
そして物語が、うごきだす。
それはうそとまことともうそうとゆめの
ごちゃまぜ。
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コメント
確かに孤独は孤「毒」だけではないかもしれない。人は最後には一人。家族といても恋人といても仲間といても、どこか淋しい気持ちはついてまわる。むしろ、より淋しい気持ちになる時もある。人は淋しいから人を愛し、人を憎む。淋しいからこそ淋しさをかみしめる時がある。それが孤独かも。たしかに、それは歌や唄や詩の生まれるところかもしれない…
投稿: 転石 | 2018年9月 5日 (水) 14時12分