音の記憶
演奏をともにした音の記憶が耳の中に深く残っている。
それはその人そのものよりも時に忘れがたく、
音の不在はながく尾を引いて、いつまでも耳がさみしい。
だけどそんなふうに思える音にであえるのはやはり幸せなことなんだろう。
さまざまな理由でなくしてしまった大切な音がひとり。
いまふたたび、それをとりもどしたいとゆっくり車輪がまわりはじめたところ。
でもすこし、いそいでしまう。
わたしたち、もうあのころのように永遠の時間を持っているわけではないからね。
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コメント
音…も
声…も
無くなったら…
無くなったら…
ェム(^^)は
活きていけないかもぉ(泣)
投稿: ェム(^^) | 2014年3月20日 (木) 02時02分