ヒバクシャ
今日はいつもライブをしている国分寺のGieeで、ママさん主催の上映会でした。
映画は鎌中ひとみさんの、10年前のドキュメンタリー作品「ヒバクシャ」
鎌仲さんはこの映画を含め、放射能を追いかけて3本の映画を作りました。その一作目。
アメリカの落とした劣化ウラン弾の影響と思われるイラクの放射線障害、主に小児がんのこどもたちのこと。
日本の原爆症を60年余り見続けてきたお医者さんの話。。
そしてアメリカの核施設のある街に住む農夫の話。
アメリカの核施設の風下に当たる町ではなんと、ほぼすべての家にがん患者がいて、若い女の子たちには甲状腺の障害がでていた。
ほとんどの主婦が流産を経験していた。
この町は大規模農業の町。
農夫たちはそれでも、「大丈夫」という国のお抱えの科学者の言葉を信じて(!)
農業を続ける。
毎年取れるたくさんのジャガイモも、りんごも、みんな日本人の食卓を支えているのさ、と自慢げに話していた。(観客、え~~っ、の声)
そんな彼の妻もがんだという。。。。
目の前にあきらかにある、つらい真実。それをみないでいることのできる心。
これは、
今の日本と、とてもよく似ている。。。
Gieeのママさんは、これから定期的に上映会をやる!と決意表明していました。
次回は1月の第二土曜日。
鎌仲さんの二作目、「六ヶ所村ラプソディ」になるかも?
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コメント
発電のように
無いと不便ないっぽうで
有ると
害する事もあり得る
原子力
難しい問題ですねぇ
投稿: ェム(^^) | 2013年11月11日 (月) 22時35分
お疲れ様でした。お店の気合で「上映会」は続きそうですね。
次の「六ヶ所村ラプソディー」もよろしくねっ。
投稿: | 2013年11月13日 (水) 09時34分