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2013年11月

2013年11月11日 (月)

ヒバクシャ

今日はいつもライブをしている国分寺のGieeで、ママさん主催の上映会でした。
映画は鎌中ひとみさんの、10年前のドキュメンタリー作品「ヒバクシャ」

鎌仲さんはこの映画を含め、放射能を追いかけて3本の映画を作りました。その一作目。
アメリカの落とした劣化ウラン弾の影響と思われるイラクの放射線障害、主に小児がんのこどもたちのこと。
日本の原爆症を60年余り見続けてきたお医者さんの話。。
そしてアメリカの核施設のある街に住む農夫の話。

アメリカの核施設の風下に当たる町ではなんと、ほぼすべての家にがん患者がいて、若い女の子たちには甲状腺の障害がでていた。
ほとんどの主婦が流産を経験していた。
この町は大規模農業の町。
農夫たちはそれでも、「大丈夫」という国のお抱えの科学者の言葉を信じて(!)
農業を続ける。
毎年取れるたくさんのジャガイモも、りんごも、みんな日本人の食卓を支えているのさ、と自慢げに話していた。(観客、え~~っ、の声)
そんな彼の妻もがんだという。。。。
目の前にあきらかにある、つらい真実。それをみないでいることのできる心。
これは、
今の日本と、とてもよく似ている。。。


Gieeのママさんは、これから定期的に上映会をやる!と決意表明していました。
次回は1月の第二土曜日。
鎌仲さんの二作目、「六ヶ所村ラプソディ」になるかも?

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2013年11月 1日 (金)

三陸の海

すこし時間ができたので、このところずっと先日まで滞在していた三陸の海に気持ちがとんでいた。

海のすぐそばまで山が切り立っていて、湾ほどれもコンパクトに小さくて、砂浜はめずらしい。岩場が多く、いかにも魚がたくさんいそうだ。もう水の澄んできれいなこと。。。ぜひ夏場にいってもぐってみたい。
平らなところはちょっとだけしかなくて、そこにびっしり家や店があったのだ、かつて。。
30メートルとか、40メートルとか言われる三陸の津波。
多くを飲み込んだ海は、しかし、8割がたもとの姿を取り戻しているとも聞いた。

見た事や聞いた事や感じたことが、いまだうまく消化できていない。
人たちのありようも、一様ではない。
すべてなくしたけれど、まだ、いのちもある、海もある、だからもう一度はじめればいいといっていた漁師の人。
津波の後の光景を今でも夢に見る、薬がないと眠れないといったおじさん。
「なにしにきた」と刺すような目でみた地元のお年寄り。
傷ついたままのこころ。
前を向こうとするちから。
音楽でつながろうと、東京から地元に帰ってきたミュージシャンたち。
そして、
海に空に
なくなった人たちがゆるやかな気配となって漂っていて、
愛した人たちを見守っているような
そんなかんじもしていました。

まだしばらく海のそばにわたしもただよっていたいです。

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