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2013年6月20日 (木)

世界のおかあさん 1

世界のおかあさんという歌は22年前につくった。
下の子どもがおなかにいるとき。
湾岸戦争があったとき。

このころわたしはまだうんと若くて、2歳の娘を抱えてロックバンドをやっていて、みんな、
へ~い、楽しもうぜ、とか、恋愛の歌とか、世の中に反発する感じのやつとか、そんな感じの歌を歌っていて、でも私の日々といったら、寝不足の授乳とか、離乳食とか、パートとか、公園とか、洗濯とか、そんな日々だった。子どもがいつも泣いてるから、音楽かけてもうるさいとしかかんじなくなっていた。私から出てくる正直な気持ちはそのとき、お母さんの気持ちしかなかったんだよ。
でも、ロックじゃん。
まわりはまだ、子どもどころか、結婚だってまだまだだし。
ツアーとかいって超うらやましいし。
お母さんの気持ちなんて歌えないって思ってた。

で、湾岸戦争。
テレビで見たはじめての戦争中継。
ショックだった。
そして本当に思い切って、わかってもらえなくてもいいと思って、
自分の正直な気持ちを歌にしたいと思った。

歌をバンドメンバーに披露するときはとてもどきどきする。いつも。
なんか、ふ~ん、それでって、流されちゃうこととかあるし。
この歌はまた、違う意味でバンドメンバーともめることになる。
そして、それをきっかけにバンドはばらばらになり、初めての演奏はたしか、アコースティックだったとおもう。

今、たぶん一番たくさんの人が聞いてくれてるこの歌は、こんな風にして始まりました。

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コメント

[世界のおかぁさん]は
よく子守唄に
使わせて
いただきましたよぉ〜

妊娠・出産もまだですが
なにか?(笑)

投稿: ェム(^^) | 2013年6月28日 (金) 15時29分

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